2022.10.25
『ビー・ジーズ 栄光の軌跡』の公開を記念してイベントを開催!
マーク・レスターさんのサプライズ登場にファン歓喜!
「当時11歳の私は、まだビー・ジーズの偉大さに気づいていなかった!」トレイシー・ハイドさん
「初めて買ったレコードは、ビー・ジーズの「マサチューセッツ」だった!」マーク・レスターさん
『ビー・ジーズ 栄光の軌跡』の公開を記念して、ビー・ジーズの歌が全編で流れる『小さな恋のメロディ』の特別上映&舞台挨拶が行われた。11歳の少年少女の初々しい初恋を描く青春ラブストーリーでヒロインを務めたトレイシー・ハイドさんのみの登壇を予定していたが、サプライズゲストとしてマーク・レスターさんもトレイシーさんへの花束を持って登場。会場はサプライズの響めきに包まれた。
Q1:51年ぶりに『小さな恋のメロディ』を日本で上映するイベントにあわせて来日され、こうやって日本のファンと出会えた感想は?
トレイシー:私の顔に浮かんでいる笑顔を見ればわかっていただけると思います。50年経って皆さんと顔を合わせてお話ができる機会に恵まれて大変幸せです。
マーク:こんなに歓迎していただいて温かく向けていただいて本当に感激しています。ありがとうございます。
Q2:『小さな恋のメロディ』といえば、すぐに映画でかかる音楽が頭に浮かびます。お二人が特にお好きな楽曲は?
トレイシー:「若葉のころ」です。私の父がすごく好きで、家族みんなで自分達の曲みたいに大切にしていて思い入れがあります。
マーク:「メロディ・フェア」です。歌詞も旋律も美しい曲ですが、自分にとっては何よりもトレイシー・ハイドさんが演じたメロディという役のイメージとして心に刻まれています。特に『小さな恋のメロディ』の劇中で、メロディが金魚と遊んでいるシーンは、「メロディ・フェア」と重なっています。
Q3:日本ではこのタイミングでビー・ジーズの伝記映画も11月25日より公開となります。お二人が「ビー・ジーズ 栄光の軌跡」を観てのご感想は?
トレイシー:悲しい物語だという印象が強かったんです。でもビー・ジーズについての情報もたくさん入っていて、これまで知らないことも知ることができました。映画の最初の方でバリー・ギブが出てきて、「この作品は僕の思い出で、モーリスやロビンが生きていたら違う思い出を語ったと思う」というシーンがあるんですが、映画の中で、バリーが一人、音楽フェスに出演する場面を見て、結局彼はこうやって一人になってしまったんだなぁとしみじみ思いました。
マーク:大変素晴らしいドキュメンタリーです。トレイシーさんと同じくこれまで自分がビー・ジーズについて知らなかったことを学ことができて、でも最後は少し悲しい。3人の兄弟の性格とか、彼らの人格が絡み合って、ビー・ジーズというグループが出来上がったんだと感じました。
Q4 :『小さな恋のメロディ』の頃は、まだお二人とも幼くて、好きなミュージシャンとしては認識されてなかったと思うのですが。
トレイシー:『小さな恋のメロディ』のサントラを決める時に音楽を聞かせられて、この曲どう思う?と言われたのですが、私が言ったことが音楽の決定に影響したとは思いません。ビー・ジーズが実際に『小さな恋のメロディ』の撮影中に会いに来てくれたこともあったんですけども、当時まだ11歳だったので彼がどのくらい偉大な存在だったのかも知らなくて、何年か経って初めてすごい人たちに音楽をつけてもらって、映画になったんだということがわかりました。
『サタデー・ナイト・フィーバー』の曲も、当時イギリスのディスコでかかるとフロアがいっぱいになるくらいの人気でした。
マーク:元々、ビー・ジーズの大ファンです。初めて買ったレコードは彼らの「マサチューセッツ」でした。彼らのキャリアもずっと追いかけていましたので、ビー・ジーズの音楽とこうやって関われたことを光栄に思っています。
トレイシー・ハイドさんとマーク・レスターさんは、熱烈なファンからからの満場の拍手に見送られて会場を後にした。
感涙必至の音楽ドキュメンタリー『ビー・ジーズ 栄光の軌跡』
11月25日(金)よりヒューマントラストシネマ渋谷、神宿武蔵野館ほか全国順次ロードショー!